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​担当講義

経済史Ⅰ
経済史Ⅰでは、今日のグローバル経済の成立の歩みを歴史的に辿るという内容になります。
人類が文明を興した時代から現代までという長期の時間幅を取り扱います。
地域を単位とする社会経済活動が、地域間へと展開し、最終的にグローバルへと変わるプロセスを
各時代・各地域を単位として考察していきます。
この講義を通じて、受講者が現代社会を相対化する能力を培うことを目指します。
 
経済史Ⅱ
経済史Ⅱは、18世紀から20世紀を対象として、「近代社会・資本主義社会とは何か」という問題を
検討していきます。
私たちの社会の起点の一つとして、産業革命・市民革命があげられるでしょう。
つまり、近代社会には、現代社会の様々な特徴が投影されていると言えるでしょう。
本講義では、様々な近代固有のテーマを取り上げ、現代社会の歴史的意味を考えることにしています。
また、講義を通じて、文献購読やレポート作成などの基礎能力を培うことも目指します。
 
西洋経済史
経済学の中でも伝統ある科目として西洋経済史があげられます。
それは、日本に経済学が移入された際、我が国のモデルを西洋に求めたからにほかなりません。
今日では、西洋社会をそのまま模倣することは、もはやないわけですが、
現代なお、普遍性をもって語られる西洋の様々な諸制度が、どのように形成されていったかを
講義の中では取り扱っていきます。
 
今日、ヨーロッパはEUとして、国民国家の枠を超えた動きを見せています。
このような「地域としてのヨーロッパ」と「主権をもった各国」の経済社会の歩みを検討していく場としています。
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